大島 奈都子, PT, DPT

米国理学療法博士課程卒業
フィジカルセラピスト
元プロフェッショナルバレエダンサー

Therapy en Pointe, LLC オーナー
Performing Arts & Sports Medicine Institute
Advisory Board Member

5歳よりクラシックバレエを始め、国内外の様々なコンクールで入賞を果たす。18才より、モスクワ国立舞踊アカデミー(ロシア)へ1年間推薦留学。翌年より、アルバータバレエスクール(カナダ)へ留学。2009年より、米国でタチアナ・ベレノヴァ師に師事し、2010年 World Ballet Competition(フロリダ州オーランド)プロフェッショナル部門にて、女性ダンサー最高得点でブロンズメダル獲得。その後、ルーマニア ヤシ国立オペラバレエ団、ウルグアイ国立バレエ団ソドレで活躍。しかし、その間何度も怪我に見舞われ、3度の手術を受けた後、2015年に引退を余儀なくされる。その一方では、高校時代から、解剖学やダンサーの治療に興味を持ち、中国伝統医学研究所整体師養成プログラムを修了している。


バレエダンサー引退後は、その分野を専門的に学ぶために米国で理学療法博士を目指す。2018年、オクラホマ大学    健康運動科学科 (Health and Exercise Science) 学士課程 (Bachelor of Science) を首席で卒業し、学部内で最も優れた学生として、Mary Anne Price Scholarshipを授与される。2022年、テキサスウーマンズ大学 理学療法博士課程 (Doctor of Physical Therapy) 卒業後、アーカンソー州並びにテネシー州理学療法士免許取得。また、大学在学中から、バレエの動作分析やバレエ指導にも励み、2021年度、国際ダンス医科学会 (International Association for Dance Medicine and Science)で、Dance Educator Awardにノミネートされ、翌年2022年度は、研究内容ポスター発表の結果、Poster Competition Winnerに選ばれる。


現在は、外来クリニックで働きながら、ダンサーの治療、怪我予防、パフォーマンス向上特化したサービス「THERAPY EN POINTE」を立ち上げ、ダンス医科学を専門として、様々なニーズに合わせた治療やトレーニング、個人・グループレッスンや、指導者やダンサー達への講習、講演を行い、ダンス界をよりよくするための活動に力を入れている。2024年1月には、米国アーカンソー州のダンスコミュニティーをサポートするためのNPO団体、Arkansas Dance NetworkにてBoard Memberに任命され、さらなる地域貢献を目指す。2024年4月からは、早稲田大学 人間科学部 eスクールにて、教育コーチを務めることが決まっており、学生や教授とともに、論文発表やエビデンスづくりにも積極的に取り組んでいく。


怪我予防

パフォーマンス向上

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